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中学生が定期テストで点数が取れない原因と勉強法

今回は、中学生の定期テストで点数が取れないお子様の原因と勉強方法をお伝えしていきたいと思います。勉強法の内容では、主に技術的な部分というより取り組み方について説明していきたいと思います。点数が取れない原因は問題の解き方より、学習への取り組み方が大きく影響してきます。本質的な取り組みが実は、点数を取れるようになる一番の近道になります。定期テストで悩んでいるようでしたら参考にしてみてください。

定期テストで点が取れないのは、取り組み方が問題?

定期テストで点数が取れない原因は、テストの取り組み方にあります。テスト勉強に入る前に、効果的な取り組み方について確認していきましょう。

定期テストの目標、目的は何?

定期テストの前になると、多くの子どもたちがテスト勉強を始めます。テスト前は周囲の雰囲気も勉強モードになるため「定期テスト前だから勉強するのが当たり前」と特に深く考えることもなく、決められた範囲を必死に勉強します。しかし、試験が終わったあとに「時間をかけて勉強したのに、勉強したところが全然出題されなかった」と不満を抱く子どもは少なくありません。一生懸命勉強したのに結果が出ないのは、なぜでしょうか。

 

テスト勉強に限ったことではありませんが、何かに挑むときには「目標」や「目的」、それを実現するために「大切なこと」をはっきりさせておく必要があります。良い点を取りたいからと漫然と勉強するのではなく、なぜ良い点を取りたいのか、目標とする点数は何点なのか、そのために何を重視して勉強すればよいのかを考えることが大切です。「理科系の大学に入りたい」「数学を得意教科にしたい」という目的に対し、「数学のうっかりミスをゼロにする」「毎回90点以上を取る」という目標、その実現のために「計算の反復学習をする」、「基本的な問題文を整理して解く癖をつける」「1回1回の授業を大切にして、その場で理解できるようにする」など、さまざまなバリエーションが考えられます。

 

定期テストは、実力テストや外部模試など広い範囲のテストと異なり、学校で新しく習った範囲に対して行われます。見たこともないような複雑な応用問題が出題されることは少なく、基本をきちんと理解し、身に着けていれば解ける問題がほとんどです。しかし、絶対に抑えておきたい基本の問題は「簡単だから」と軽んじられる傾向があります。「基本的な部分は簡単だからさっと済ませて、難しい問題に時間をかけよう」と考える人が多いのです。基本を重視せず、「目的」「目標」「大切なこと」を考えずにテスト勉強を始めると、目の前の問題に飛びついて、ひたすらこなすことになってしまい、「時間をかけた割に解けなかった」という結果になってしまいます。

 

定期テストで点を取るためには、「目的」「目標」「大切なこと」をよく考えて計画を立て、基本的な問題を何度も繰り返して自分のものにしてしまうことが重要です。基本がしっかりと身につけば、今後、難しい問題や応用問題を解く場合にも、スムーズに理解できるようになります。

定期テストの目標、目的は何?

なぜ暗記する勉強方法がダメなのか?

返却されたテスト結果を見て「この教科は暗記が一番大事」「覚えれば解けるのにどうして覚えていないの?」と子どもに声をかけた経験がある人は多いのではないでしょうか。しかし、「暗記して解く」という考えには注意が必要です。狭い範囲の小テストや定期テストであれば暗記することで高得点を取れるかもしれませんが、広い範囲の実力テストや模試は暗記だけでは太刀打ちできません。当然、入試も同じです。広範囲を対象としたテストで問題を解けるのは暗記している人ではなく、理解している人です。

 

入試で求められることは年々変化しており、20~30年前の親世代問題と今の子どもの問題とでは問われる内容が異なります。以前は「名称」さえ暗記しておけば解けたのに対し、今では「それをどのように用いるか」「どのような性質があり、どのように証明できるか」など、暗記だけでは解けない問題も多いのです。定期テストは入試を意識して作られているため、この傾向は無関係ではありません。

 

「そうは言っても、苦手な子は覚えるしかない」という考えの人も多いでしょう。しかし、理解よりも暗記を重視する方法では、覚えたこと以上の学力を付けることができません。意味が分からないまま覚えた場合、役に立つのは1度のテストだけ、という結果になりかねないのです。一方で、一生懸命考えて理解し、身についたことは、テストの役に立つだけでなく、日常生活で必要となったときに応用できる知恵となります。

 

最初は苦労するかもしれませんが、暗記を重視する学習から、理解を深める学習に転換しましょう。暗記だけの学習から抜け出すことができれば、物事の理解を効率的にできるようになり、1つの知識からさまざまな答えを導き出せるようになります。「覚えればできる」「暗記教科」といった言葉は、「点数さえ取れればいい」「暗記さえすればいい」といった考え方に結びつき、学力を付けることにはつながりません。

 

テストを見直してできなかった原因を把握することが大切

テストは、何が理解できていて、何を理解できていないのかを把握するためにとても有効です。できなかった原因を把握しなければ、できるようにはなりません。だからこそ、テストの見直しが大切なのです。仮に、定期テストで点数が取れなかったとしても、何が足りなかったかを知り、次回に生かすことはできます。「テストで点数が取れないからすべてがダメ」なのではなく、結果から読み取った問題点を今後の勉強に生かしていくことに意味があると考えましょう。この積み重ねにより、テストで点が取れるようになっていきます。

 

定期テストで点数を取る方法とは

学校で学習した範囲をしっかりと定着させていくという点でも、定期テストで点数を取ることはとても大切です。また、定期テストで点数を取るための勉強方法は、一生を貫く考え方にもつながっていきます。

基礎・基本を徹底重視

勉強で大切なのは土台をしっかりと固めることです。基礎や基本ができていることが、最終的にどのレベルまで到達できるかを決めると言っても過言ではありません。基本的な問題は、往々にして簡単な問題です。例えば、中学生が連立方程式を解く場合、基本的な問題であれば問題を見ただけですぐに式を書くことができ、短時間で解けることが多いでしょう。文章の内容を深く考え、図や表に落とし込んで考える必要はありません。しかし、こうした基本的な文章題であっても、図や表を書いて問題文をまとめたり、自分でまとめた図や表から問題が解けるようにしたりすることで、土台ががっちりと固まっていき、難しい入試問題にも対応できるようになります。

 

定期テストは基礎を重視する問題が多く出るため、基本的な問題の徹底は定期テスト対策の勉強法としても有効です。こうした姿勢で定期テストに臨んでいれば、私立高校の入試問題に出るような難しい数学の問題に太刀打ちできる力も付きます。応用問題に着手する前に、基本的な問題を簡単に済まさず、深掘りして考え、反復学習しましょう。「難しい問題をあまり解いていない」と焦る気持ちもあるかもしれませんが、最高到達点を引き上げるためには、基礎を固めることが何より大切です。

定期テストで点数を取る方法とは

日々の学習で正解していても満足をしない

日々の学習では「問題が解けて正解だったから大丈夫」と考える人が多いでしょう。もちろん、正解であることにこしたことはありませんが、「正解」と「理解」は違うことも知っておきましょう。勉強ができるようになるには、自分自身の頭で考え、いろいろな切り口で物事を考えて理解しようとする人です。疑問点をそのままにせず、前の単元から見直して考える人や、分からないところをすぐに教えてもらおうとせず、図や表を元に正解を導き出そうと工夫する人は、その問題を理解することができ、結果的に正解することができます。

 

一方で、分からないところをすぐに人に教えてもらう人は、そのときは正解できるかもしれませんが、結果的に勉強ができるようにはなりません。「分からなければ教えてもらえばいい」という癖がついてしまい、自分の力で理解することができなくなってしまうからです。それだけでなく、教えてもらうことで理解した気持ちになってしまい、理解できていないのに「正解したから先の問題に進もう」と考えてしまう可能性があります。また、同じパターンの問題は解けるかもしれませんが、少しでも変化があると問題が解けないので、定期テストなどで正解することはできません。

 

日々の学習で正解していたり、小テストで得点できていたりすると、周囲の人は理解できていると判断してしまいます。しかし、正解していても理解できていないケースがあり、その場合は学力を伸ばすことが難しいです。我が子がどのようなタイプであるかを見極めて、的確な声かけができれば意識は変わっていくでしょう。「答えが合っていることが大切」「やり方は覚えればいい」「丸暗記すれば解ける」といった考えではなく、「なぜこのやり方で解けたのか」「不正解だったのはどの部分を間違えていたのか」「似ている問題だから、同じ方法でやってみよう」などの考えに転換して理解を深めることに価値があります。

 

中学生になると、内申への影響などもあり、それまでの勉強の仕方を変えるのには勇気が必要かもしれません。しかし、これからの長い人生で必要とされる「学習する力」を伸ばすためには、正解かどうかではなく、本質的に理解しているかどうかが大切です。時間はかかるかもしれませんが、周囲の人は、学ぶ過程を重視することの大切さを伝え、理解することによる成功体験を積めるように導いていきたいものです。

日々の学習で正解していても満足をしない

結果より過程を大切に

数学や理科には、公式を覚えていれば解ける問題があります。「理由は分からないけれど公式に当てはめれば解ける」状態は、正解できるかもしれませんが、子どもにとって興味深いものではないでしょう。正解できるので試験で点数は取れますが、そのことを「正解したけど理解できていないから不安」「解けたけど納得できない」と思うタイプと、「正解できてよかった」「点が取れたから問題ない」と思うタイプに分かれます。

 

前者は過程を重視するタイプです。正解すること以上に理解することに重きを置きます。勉強面だけでなく、人生においてうまくいかないことにぶつかったとしても、自分自身と向き合って解決法を探り、前向きに乗り越えていけるでしょう。後者は、正解することに重きを置き、その過程にはこだわらないタイプです。勉強面では、少し変化のある問題が解けなかったり、覚えていないことはまるで分らなかったりするという問題点があります。人生において問題にぶつかったときに「自分はもうだめだ」と諦めてしまったり、「よく分からないけれど、その場をしのげれば良い」という考えになってしまったりする可能性もないとはいえません。

結果より過程を大切に

親の子供への接し方

定期テストの勉強をどのように考え、どのように行うかは、子どもの一生を貫く考え方につながると言っても過言ではないのです。テストの結果に親の価値観を押し付けるのではなく、我が子が課題にしていることにしっかりと取り組めているかを評価し、次に向けての取り組みを後押ししてあげましょう。

最後に

保護者が学生だった頃と学習に求められるものが変化しています。今も昔も学習で求められることは変わりませんが、今の学習で求められている一番の違いは、プロセスを重視している点だと思います。目の前にある課題を自分で考え解決していく力。今の学習にはこれが求められています。今後もそれは変わらないでしょう。なぜなら問題を解決していく力は大人になっても必要だからです。学生の時は勉強、大人になったら仕事と線引きせずに今の子供には、その力を養う力を求められています。親が子供に勉強の話をするときにどうしても自分たちが学生だった時に考え方で教えてしまうと取り組み方が正しくいかない場合があります。そのような場合は、いぶき学院に相談をしてください。いぶき学院は、立ち上げ当時から『一生涯成長できる人間の育成』をテーマとしています。目先の達成ではなく、生涯の財産を子供の時期に養うことが、どれだけ本人の有意義な人生になるでしょうか?大人になっても成長し続ける力をつけられたら社会でも活躍できると考えています。もし今の学習のやりかたに疑問を感じているようでしたらお気軽にご相談ください。