“冬休み” 年末年始を伴うこの期間は新しい年に向けて、①大掃除をする。②今年を振り返る。③1年間の疲れを癒す。そして、新年を迎え、①新しい年を迎えられたことを祝い感謝する。②今年1年が良い年になるよう祈る。③新しい年の最初の1歩を踏み出す。ということで、忙しく今年が終わり、新年をゆっくりと過ごす。これが、私の子供の頃の年末年始でした。
さて、学習という視点で“冬休み”をとらえると、4月からの新年度を迎えるための準備期間と言えます。もちろん、受験生にとっては志望校合格のための学習になることは言うまでも有りません。問題は受験学年ではない小中高生、受験をしない小学生、中学1,2年生、高校1,2年生です。1月~春休みは新学年に向けての学習に入りますので、“冬休み”の学習は1月からの学習を円滑に進めるための期間です。具体的に言うと、この1年間の抜けている箇所を埋めること、ヌケがあると新学年の学習に支障が出るからです。そして、1月からの学習の予習をすること、新年からの躓きをなくして新学年に向けてスタートするためです。
どの学年も英語や数学は、夏休み明けの学習は応用となり難易度が上がります。難易度が上がったために基本ができていない人とできている人に明確な差がつくわけです。夏休み明け(2学期あるいは後期)に夏休み前(1学期あるいは前期)より得点が上がった(平均点以上)ならば、基本ができているといえるかもしれません。しかし得点が伸び悩んでいたり、下がっているならば何らかの原因があると考えられます。
“冬休み”が終わってしまうと、わからないところを抱えたまま1月からまた学校の授業が進んで行ってしまいます。追いつけないまま新学年になることは避けたいところです。有意義に過ごしたいですね。
いぶき学院は品川区大井町の町塾として20年間やってまいりました。そして私はいぶき学院の学院長として約1000人の学習相談をお受けしております。「やる気があるのに伸びない」、「問題意識はあるが何をしたらいいかわからない」→まず『学習相談を受けたい』とお電話ください。執拗な勧誘、転塾の勧めはしておりません。
いぶき学院 学院長 鈴木正之
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