◆高校推薦入試で合格するために、面接の練習を行いました。予定では１日間だったのですが、子供たちの要望でもう２日間となりました。私が面接官として一人ひとり面接を受けてもらい、その他の子たちがそれに対してコメントをする形式です。面接を受けて、友達からアドバイスを受け、さらに私がコメントをする。これを繰り返す中で全員が確実に良くなっていきました。それは聞いている子たちも実感していました。
◆面接練習のコメントでは「こんなことを言ったら失礼だと考えずにアドバイスして欲しい」と伝えてコメントをしてもらいました。真剣勝負を挑むわけですから妥協はできません。
◆都立推薦は難関で特に上位校は３倍から５倍にもなります。上位校の推薦志願者は各中学校でも優秀な子たちであり、その中から合格を勝ち取るとなると、当たり障りのない出小論文と面接では太刀打ちできません。「合格して私も○○高校の仲間に入りたい」という憧れではなく、私は絶対に入るんだと言う強い気持ちを持ち、「合格して私はこんなことをしたい。○○高校をこんな風に変えたい」考えられるかどうかです。
◆上手くできない子を勇気づけたり、アドバイスをメモにして渡したりと、凄く一体感のある面接練習で、泣き出す子も出てきますが、かなり勉強になったかと思います。面接の受け方を学び実践する練習のではなく、自分自身を見つめ直し、夢を実現するために高校入学後どうするかを考え、それを面接官にそれを伝える練習になったと思います。
◆いぶき学院は受験を通しての人間的成長を目指しています。今回の面接練習でも、それができたと考えています。今回の面接練習では、互いに励まし勇気づける子供たちと、自分自身に向き合い必死に頑張る彼らの姿を見て感動しました。
◆高校のみならず、中学、大学、社会と新しい世界に飛び込むにあたり考えることは、今までの自分を振り替えること、自分の夢（目的）を考えること、そのために新しいステージで何をするかということです。