文教大学付属中学校・高等学校 2026年5月22日 学校説明会レポート
2025年度・2026年度の中学入試では、志願者数・受験者数ともに増加しており、来年度は募集定員を「35名×5クラス」へ変更することが発表されました(現行は36名×4クラス)。
また、受験生の学力層にも変化が見られ、5段階評価で上位2層の割合が約30%増加し、下位2層は以前の半数程度まで減少するなど、全体として学力層が一段上へ移行している印象を受けました。
学校として大切にしている柱は、次の4点です。
- 未来志向のマインド育成
- 「自分ごと化」する体験
- 学習習慣の確立
- 新しいことへの挑戦
INDEX
①・② 未来志向と主体性を育てる教育
学校では、
- 「これからの社会で、自分はどうあるべきか」
- 「これからの社会に必要な力とは何か」
- 「どのような世界で自分の力を発揮するか」
- 「どのように社会へ貢献できるか」
といったテーマを重視しています。
その取り組みの一つが、『グローバルコンピテンスプログラム(GCP)』です。
TT(ティームティーチング)形式によるオールイングリッシュの授業で、中学1年生から高校1年生までが受講しています。
GCPでは、グローバル社会を生きるために必要なスキル・知識・価値観・姿勢を育み、「世界に貢献できる人材」の育成を目指しています。
また、短期・中期・長期の留学プログラムも整備されており、セブ島研修では現地の子どもたちとの交流も行われるなど、単なる語学研修にとどまらない体験型学習が用意されています。
③ 学習習慣を支える「文教ステーション」
学習面では、『文教ステーション』という専任チューターによる放課後学習支援プログラムを設置しています。
- 自習室利用(中学生は19:30まで利用可能)
- レベル別講習
- 各種検定対策
- 朝テストとの連動
などを通じて、放課後の時間を有効活用しながら、学習習慣の定着を図っています。
④ 新しいことへの挑戦
来年度から制服がリニューアルされる予定です。
設備面では、『クリエイティブドッグ』という、大型スクリーンを活用したプレゼンテーションスペースを設置。さらに、ハイスペックPCや3Dプリンターを備えたICTラボも整備され、生徒のアイデアを形にできる環境づくりが進められています。
また、授業面でも、教科の枠を越えて日々の実践を共有しながら、「生徒が主体的に学びたくなる授業」を目指す新しいカリキュラムポリシーを導入しているとのことでした。
高校について
高校では、
- アルティメットクラス:1クラス
- アドバンスクラス:2クラス
- スタンダードクラス:5クラス
という編成になっています。
大学側でも文系・理系の枠組みが今後変化していくことを見据え、高校2年生以降も「文理混合型」のクラス編成を採用している点が特徴的でした。
また、現高校3年生が高校2年次1月に受験したベネッセ模試では、3科偏差値60以上の生徒が256名中75名いたとの説明がありました。
さらに、『クリエイティブチャレンジ(CC)』という探究型授業も実施されており、大学推薦入試に活かす生徒も増えているそうです。
現役進学率は92%。
中には、「○○大学の□□教授の授業を受けたい」という明確な目的を持ち、あえて浪人を選択する生徒もいるとの話が印象的でした。
(山本)