（写真は3/9の様子）
3/9開催の「高校受験決起会」にご参加いただきありがとうございました。
至らぬところが多々あったかと思いますが、今年の受験生の話に助けられ良い会になったかと思っております。
毎年、受験にはドラマがあります。
ドラマと言うと、「逆転合格！」があるかと思いますが、学力をつけるには時間がかかりますから、合格に程遠い段階から数ヶ月で合格圏に入ることは至難の業です。従いまして、「逆転合格！」があるとすると、合格ボーダーの子（無理かもしれないという子）が合格する事です。学校の成績が出る９年生の１２月にボーダーラインにいれば、そこから３か月間必死に勉強をして偏差値５程度上がることは少なくありません。１２月にボーダー（できれば安全圏）に入るためには、今から７か月後の１１月までの約８か月、継続した頑張りが不可欠です。今は無理と思われる学校でも、８か月頑張ることで射程圏内に入ってくるものです。
しかしながら私が思う本当のドラマは、子供たちの受験前と受験後の変化です。中学受験生も高校受験生も大学受験生も成長が見られます。その人間的成長は凄いドラマです。そのドラマの起きる条件があります。それは、精一杯頑張ることです。誰も見ていないところで、誰かに褒められるためでもなく、合格を目指して頑張ることがドラマを引き起こします。授業中に問題が解けなくて悔しくて大泣きする受験生もいました。推薦入試のための面接練習も必死に取り組み、最後に私も子供たちと一緒に泣いたことは忘れられません。
いぶき学院は受験を通しての人間的成長を目指しています。2025年度も子供たちのやる気を引き出し、子供たちも我々も精一杯頑張ることで子供たちの成長を促してまいります。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
いぶき学院 学院長 鈴木正之
