中学1年生の数学は、正負の数、文字式、一次方程式と続きます。これらの単元は算数から数学に変わる最初の単元ですから、数学の基礎であることは言うまでもありません。これらの単元をどれだけ高いレベル(深い理解)で身につけられるかが、今後の数学の学習に大きく関わります。ですから、「中1の数学は最初は簡単だから大丈夫」と考えていると大変危険です。危険なのは、算数と数学の違いがわからないまま学習が進むことです。しかも厄介なのは、本当に理解しているかどうかの見極めが難しいことです。正負の数の単元では「2-5」の答えは「-3」となりますが、これは数学を知らない小学生でも出来る問題です。つまり算数の頭で出来てしまうのです。方程式でも「x+2=5」ならば「x=3」となることは、これも算数で解くことが出来るのです。つまり、正解となったとしても、数学として理解していないかもしれないのです。+-の符号の間違いも50%の確率で当たりますから、解っているかどうかの見極めが難しいのです。そして、解っていないまま学習が進むと、少し難易度が高い計算になると手も足も出なくなるのです。さらに困ったことに、中1の数学の後半は図形の単元で、そこでは、正負の数の計算も一次方程式も使いませんから、数学を理解していない子でも何となく乗り切ってしまい、中2の式の計算や連立方程式、中3の因数分解、平方根、二次方程式での計算力に影響を与えます。計算力が無いと文章題、関数、図形も出来ません。圧倒的な計算力をつけるチャンスが春休みにあります。学校の補習と考えるならば、学校と同じくらいの進度でも構いませんが、それでも実際には学校より早く進んだ方が良いでしょう。いぶき学院も行きたい高校へ行ってもらうためには、春休みは先取り学習をしていきます。春期からの開始と、4月からの開始では大きな差が付きます。春期講習は無料で体験していただけます。数学は私が、算数から数学へ導く授業を行いますので、4月から継続しなくても、春期講習を受講していただければ新中1生の役に立てると考えております。新中2生も新中3生も同様のことが言えますので、ぜひ春期講習を受講してみてください。また、いぶき学院の強みは授業力にあります。わかりやすい、楽しい、少人数。教えないで考えさせる授業をしています。まず体験して比較してください。
学院長 鈴木正之
説明会開催:「算数と数学の違い」数学は計算力で決まる!
第1回 3月23日(土)11:00~12:30
第2回 3月24日(日)14:00~15:30
※ご興味のある方はお電話にて申込承ります。電話03-5743-7458
※ご参加は、親子、保護者様だけ、お友達と一緒・・・でもOKです。小学生の保護者様、塾生の保護者様も歓迎。