皆様、学校休校開始から2か月が経過しようとしていますが、いかがお過ごしでしょうか。いぶき学院ではテレラーニングを始めて2週間経ち色々なことが見えてきました。普段の授業でも“子供たちが授業に参加する”こと 、“子供達が授業をつくっていく”ことを考えて行っておりましたが、テレラーニングでは猶更、それが大切であると考えています。自分の居場所(周りから受け入れられている場所や時間)が少なくなった今、テレラーニングに参加すること、メンバーの一員となって返事をしたり、答えたり、質問をしたり、時には世間話もできることが、子供たちの居場所となると思います。
そして今後大切なのは感染が収束し学校が再開された時にどのような状態でいられるかです。それは学習面もそうですが、心と体の状態は極めて大切です。外に出られないこと、人との会話が無いことでのストレスは大人も子供もかなりのものです。心身ともに健康な状態であることが第一。そして学力がついていることがあれば申し分ありません。
いぶき学院のテレラーニングは双方向の授業であり、一方通行の映像授業ではありません。映像を見て学習できるならば、テレビの教育放送やユーチューブでの学習で事足りるのではないでしょうか。しかし現実として、それはなかなかできるものではありません。だからこそ、テレラーニングが大切だと思っています。個別指導では授業時間を半分にしましたが、マンツーマンにすることにより先生に勉強法や受験などの相談もすることが可能となりました。
子供たちの学力の確保、居場所の確保を今後ともしてまいります。又、保護者様におかれましても、子供たちが家庭で過ごす時間が長くなり、親子関係の問題が生じたり、学習や受験の心配が重荷になったりすることもあると思います。誰にも相談できないような場合はお一人で悩まずに是非相談してください。お電話いただければ、相談を受けらせる日時手段(電話、ズーム)をお伝えいたします。こんな時だからこそ、皆で協力すること助け合っていきましょう。
いぶき学院 学院長 鈴木正之