いぶき学院スタッフが私立中高の説明会に参加し、その魅力をお伝えします。
シリーズ2 文教大学附属中学高等学校[共学]
▶ アクセス:文教大学附属中学高等学校 公式サイト
▶ 最寄り駅:荏原町駅より徒歩3分(大井町から電車で約15分)
学校とのつながり
大井町から電車に乗ると、校門までわずか15分程度という好アクセス。
文教大学附属とは20年以上前からご縁があり、「高校受験決起会(当時は高校入試説明会)」には教頭先生にお話しいただいたこともあります。現在中学校校長の神戸航先生とは、「大井町から教育を考える会(OKK)」を通じて20年来のお付き合いがあります。神戸先生は非常に行動力があり、何事にも全力で取り組まれる先生です。
学校の特色と進学実績
近年は中学校の人気が高まり、受験者数も年々増加。学力レベルも向上しており、2025年度大学受験では
- 国公立大学:14名
- 早慶上理:18名
- MARCH・関関同立:103名
という実績をあげています。学校が子どもたちをしっかり伸ばしていることの証といえるでしょう。
さらに、入試広報部部長の千葉悟先生から、入試に関する詳細なご説明もありました。文教に関心のある塾生には、私から直接お伝えいたします。
教育の特徴
文教大学附属の大きな魅力は「社会に出たときに役立つ力」を育てている点です。印象に残ったものを紹介します。
- グローバルコンピテンスプログラム
グローバル社会で必要なスキル・知識・価値観を養い、世界に貢献できる人材を育成。授業は外国人講師と担任によるTT(チームティーチング)で行われ、原則として英語のみを使用しています。 - セブ島グローバル研修
語学研修の一環で訪れるパンダノン島では、現地の方々との交流を通じて「自分をどう生きるか」を考えるきっかけを得ます。神戸校長先生は、これを文教の建学の精神「人間愛」に通じるものだと語っておられました。
学校が大切にする「つながり」
能村高等学校校長先生のお話で印象的だったのは「つながり」という言葉でした。
進路決定に至るまでには、授業だけでなく学校行事、異文化交流、社会人講演会、大学体験授業、高大連携、探究活動など、多彩な経験を積み重ねます。その過程で、担任や校長先生との面談を重ねながら進路を確立していきます。
感想
大学進学はゴールではなく、その先の未来につながるものです。文教大学附属は、単に学力を伸ばすだけでなく、多様な文化や価値観に触れ、友人・先生との絆を深め、さらに企業や大学との接点を通じて「自分を鍛える」ことができる学校だと強く感じました。
(文責:鈴木)