いぶき学院スタッフが私立中高の説明会に参加し、その魅力をお伝えします。
シリーズ3 品川翔英中学高等学校 [共学]
▶ ウェブサイト:品川翔英中学高等学校 公式サイト
▶ 最寄り駅:西大井駅より徒歩6分(大井町から徒歩12分)
INDEX
■アクセスと環境
品川翔英は、ニコン本社も位置する光学通りと住宅街に挟まれた、静かで落ち着いた環境ながら交通の便にも恵まれた立地です。
もともと「小野学園」という女子校でしたが、共学化にあたり現在の「品川翔英中学校高等学校」へと名称を変更。
その名の通り“翔び立ち、英知を磨く”学校として、新しい挑戦を積極的に取り入れています。
■生徒を支える「メンター制度」
担任とは別に、生徒一人ひとりが進路相談や悩み相談を行える「メンター」を選ぶ制度があります。
担任の多忙さに左右されず、より気軽に相談できる体制が整っており、生徒の心に寄り添った支援が印象的です。
■本を通じて広がる学びの空間
図書室では、司書が“本のソムリエ”のような役割を担い、2万冊を超える蔵書の中から厳選した本を定期的に入れ替えて展示しています。
常に新しい発見があるこの空間は、読書だけでなく自習やグループワークにも活用できる自由な学びの場として人気です。
■ICT×外部模試の活用
定期試験の代わりに外部模試を導入し、教員の負担を軽減。
浮いた時間を進路指導や個別フォローに活かしています。
また、模試結果をICT教育に活用し、生徒一人ひとりに最適化された課題を提示する仕組みも整備。
学びの“個別最適化”を実現しています。
■世界へ羽ばたく留学制度
オーストラリア(イプスウィッチグラマースクールなど)やカナダ(Jアディソンスクール、スペクトラム高校)をはじめ、
ニュージーランドやバンクーバーなど、多彩な留学先と提携しています。
中高一貫の「Global Advancedコース」や高等部の「国際教養Advancedコース」では、
留学を前提としたカリキュラムが組まれ、直前期には会話・多読など実践的な授業で準備を整えます。
■生徒主体の学校行事
体育祭では、種目や運営方法まですべて生徒たちが決定。
準備や進行を自分たちで行う姿は、まさに“主体性教育”の象徴です。
この方針は修学旅行など他の行事にも貫かれ、生徒が自ら考え行動する力を育んでいます。
■2026年度 入試情報
<中学入試>
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適性検査型入試は実施せず、「LEANER型入試」(算数+記述課題+英語インタビューまたはプレゼン)を導入予定
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算数1科・3科(国数英)入試は実施しない
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英検は加点ではなく「得点保証」に
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2科受験者も不利にならない判定方式を採用
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得意2科入試(算国+理社英から選択)も継続
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英語1科・LEANER型入試は英検3級程度の力が必要
<高校入試>
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国際教養Advancedコースの推薦基準が英検準2級以上に
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皆勤加点が+2から、「欠席・遅刻・早退3日以内で+1」へ変更
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国際教養Advancedコースは一般受験でも事前個別相談が必要
■まとめ
新しい取り組みを次々と実現していく品川翔英。
特に「留学を軸とした学び」と「生徒主体の学校づくり」は、時代に先駆けた挑戦といえるでしょう。
進学を“未来への第一歩”と考えるなら、
世界へ羽ばたく準備を整えるこの学校の教育方針は、きっと魅力的に映るはずです。
(文責 伊藤)